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経歴

京都大学法学部卒業、京都大学法科大学院修了。2007年12月弁護士登録(新60期)、2008年1月クリフォードチャンスに入所。現在、コーポレート部門のカウンセルとして、M&A(主にクロスボーダー)、独占禁止法(日本及び海外規制含む)、その他の一般企業法務を扱っています。

ブリュッセルオフィスへの出向

弁護士5年目に、クリフォードチャンスのブリュッセルオフィスにある独占禁止法チームに、約1年間出向しました。そこでは、欧州委員会からの異議告知書(違法性について予備的な評価を記載した文書)への反論文書の作成、確約案の作成及び欧州委員会との協議、M&A案件でEUを含む複数の国での企業結合届出の対応などの実務に携わりました。

M&A案件では、複数の国で届出が必要なケースが多く、私のチームは全体をリードするという立場でした。アジア、ヨーロッパ、アメリカの各国にあるクリフォードチャンスのオフィスや他の法律事務所と連携して届出を進めました。

ブリュッセルオフィスへの出向は、単にEUでの実務を知ることができたということ以上に、そこで優秀な同僚たちと交わした数々の議論を通じて競争法の考え方への理解を深めることができたこと、そしてその同僚たちとかけがえのない友人関係を作ることができたことが、私にとっての財産となっています。

クリフォードチャンスを一言で表現すると?

Collaborativeであることです。

例えばM&A案件では、東京オフィスの中でも、日本法の弁護士と外国法事務弁護士が、ひとつのチームとして一体となって案件に取り組みます。加えて、クリフォードチャンスの他のオフィスとも、クロスボーダーM&Aや企業結合届出などで協働する場合はもちろん、案件以外でも、互いの持つ知見について情報交換しています。

 

 

このように、世界中のクリフォードチャンスのオフィスで働く同僚たちと、オフィス単位を超えてチームを組み、様々な議論をすることを通じて、クライアントにとってより良いアドバイスを提供でき、また自分自身も成長していくことができるという点が、クリフォードチャンスの魅力だと思います。